本当の君
「ユナ~お~いユナ~?」
「?サクラさん私の事呼びました?」
「さっきからずぅ~っと呼んでたよぉ~?」
「ごめんなさい少し考え事をしてまして…」
「ふ~んねぇあとでお散歩に行かない?」
「お散歩ですか?」
「そうそう!あっもしかして体調悪い?」
「体調の方は大丈夫ですけど…ここってお庭ありましたよね?」
「庭?庭ならあるよ?すっごく広いお庭がね!」
「お庭を走るぐらいならいいですよ!」
「本当?じゃあ今からいこ!」
「えっ?今からですか?」
「そうそう!今から今から!」
「えっ‼」
お庭にいってしばらくお散歩やお花を見ていたら…
「おい!」
と声がした方を見ると…
知らない…剣をもった怖い男の人達が3人立っていた…
「ここにサクラって奴は見たか?」
「あなた達は誰ですか?」
とサクラさんが言った…
「俺らは…逃げた奴隷を見つけるものだ…」
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