本当の君
「どうして?」
「何でもいいでしょ」
「ダメよこの前だってテスト悪かったのにどうして学校に行きたくないって言うの?」
「………」
「とにかくテストで満点取れるまで学校に行きなさいわかった?」
「やだお母さんのわからず屋私は学校でいじめられてるのわかる?毎日毎日毎日毎日嫌なことされるの私の事も知らないで学校に行きなさいって二度と言わないで!」
そう言って私は裸足で家を出てひたすら走った足は痛いはずなのに心が痛すぎてもうやだ…私はその場にしゃがんで泣いたもうやだよ…死にたい…あっ三日月のネックレス私の本当のお姉さんがいるなら助けてよ…
「ねぇ大丈夫?あなた」
「はい…大丈夫です…」
「良かったあっ見つかった走って」
大丈夫?っていった子は私手てを引いて走り出したその子は汚いワンピースに足に重たそうなクサリこの子奴隷だ!逃げてきたのかな?でもこの子足に重たそうなクサリを
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