本当の君
「どうぞ…」
「やった~」
「あなたのお部屋は此処ね!」
「分かりました…」
「知ってる?ユナさんサクラさんとユナさんはある有名な一族の娘だったのよ」
「えっ?ある有名な一族?私とサクラお姉さんが?」
「そうよサクラさんもあなたを捨てたお母さんに捨てられたのあなたを捨てた次の日だったかしら?」
「そんな…」
「サクラさんが捨てられたとき道端で泣いていて奴隷売りの領主さんが目をつけたみたい…そしてサクラさんは奴隷売りに捕まり売り買いされたそうよ…」
「どうして…そんなこと…」
「さっ部屋に入りなさい服は全部そろっているはお風呂の準備もね!」
「あっ…ありがとうございます…助かります…」
「分からない事があったら私に聞いてね!」
「はい…」
そう言うとショコラさんはキッチンへ向かった…
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