《短編》恋をやめた日。
本当なら、何で信じないんだよ!!と私が怒鳴られたっておかしくない筈なのに…



「ごめんな…不安にさせて」



自分のせいだと、ひたすら謝るこの優しい人を、どうして信じれなかったんだろう?



こんなにも、自分を思ってくれる相手をどうして疑ってしまったんだろう?






抱き締められながら、震えが止まらなかった。







新を、裏切ったのは…私だ。




< 10 / 21 >

この作品をシェア

pagetop