《短編》恋をやめた日。

夏休みに入る間近だった



私の彼氏、新（あらた）が二股かけているという噂が広がっていたらしい



それをまったく知らなかった私



ちょっと前に、新から



「俺は、お前を裏切らないから。守るから信じて」



何の話か分からず、頭を傾げた事を覚えている。



噂は周りが気遣って、黙っていてくれていた



でも、それは逆効果だった気もする



その相手は…同じ学校に居た。