《短編》恋をやめた日。
「あなたの周りって優しい人ばかりね、私があなたに近付かないように、ずっと付き添ってるんだもの…一人の時見つけるの苦労しちゃったわ」



そういえば、移動の時とか、やたらクラスの連中やら、新が傍に居たかも…



「何か…用ですか?」



この人が関係あるの?



「用っていうか…」


そう言いながら、近付いてきて、私の耳元で



「私、新とヤッたわよ」



と小声で耳打ちをした



は…?



固まった私を見て、笑いながら帰って行く女



ヤッた?



新…と?



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