不器用な彼女、かわいい彼氏。




あ、言っちゃった・・・





「へ?」



気の抜けたような竹内君の返事。




「え、ええ?」



必死に頭を抱え込み、あたしの言った言葉を整理してるみたい。




「えっと・・・先輩には好きな人がいて。
それは俺の話で・・・・・・

えっ、好きな人って俺ですか!!!???」





「・・・・・///」




恥ずかしくて、"うん"だなんて言えない。


 

< 20 / 28 >

この作品をシェア

pagetop