不器用な彼女、かわいい彼氏。
数分の少し長いキスしたまま、
あたしをぎゅうっと抱きしめてくれた。
好きな人にキスをされたり、抱きしめてもらえるのってこんなに幸せなんだね。
竹内くんに教えてもらったこと、たくさんあるなあ。
「先輩、顔真っ赤ですよ?」
「・・・・竹内くんこそ。」
「えっ、嘘っ//」
「あははっ」
そんな話をしながら、仲良く手を繋いで帰った。
この日のことは、夜と月だけが知ってる。
素直で、人なつこくて。
子犬みたいな君が大好きだよ。
ずっと、隣にいてね。
-end-