不器用な彼女、かわいい彼氏。


大紀の笑顔、
拗ねてる顔や寝ている顔も。



今まであたしの知っていた大紀から、
知らない大紀がいっぱい見えた。



「ね、亜湖」


大紀がにこにこ笑いながら
あたしの隣にきた。


「どうしたの、大紀」




「…キスして?」




…キっ/////


キスう?あたしから!?



「…あたしから?」


「ん」



そう言って目を閉じた大紀。

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