ワケあり荘のイケメンズ!
待って。
あれ、あたしのパンツじゃなくて……!
「……玲央のパンツかよ」
湊斗がため息まじりにつぶやく。
「メグの早とちり。 玲央のなら別にやってもいいんじゃね?」
「いや、ダメだよ。 てかちょ、え、待って。嘘でしょ?」
……あたし、負けたの?
あの数ある下着の中から、この下着泥棒はあたしのパンツではなく、玲央のパンツを選んだってこと!?
……なにこの複雑な心境!!!
とりあえず放心状態なあたしを差し置き、湊斗は下着泥棒を警察へと連れて行った。