MURASAKI
あとがき
どうもです。実沙季です。
衝動的に書いたこの作品は、前作の短編『プルオーバー』同様、KEYTALKさんの楽曲『MURASAKI』からイメージを湧かせました。
今回は、歌詞の情景を書くというよりも、こんな感じの雰囲気の曲、というような感じで書きました。
でも、本当はこんな曲じゃないです。作詞された方の曲の解説にも全然合ってないので、私の個人的イメージと解釈です(笑)。
KEYTALKさんと、KEYTALKファンの皆さん、ごめんなさい。でも批判は受け付けませんので(笑)。
こういう、お互いにとってマイナスでしかないのに抜け出せない感じの恋愛の話は、読むのは苦手だけど書くのは結構好きだったりします。
いろいろと描写をふわっとさせたので伝わりにくいかもしれませんので、読んでくれたあなた様が自由に想像してください。その後の彼らがどうなったのかとかも。
本編は三人称なのに、表紙では“彼女”目線なのはわざとです。
作詞された方が、三人称ながら女性目線ぽいところがあるとおっしゃっていたので、少しでもそれに乗らせてみようと。
結果、こんなグダグダな微妙な出来上がりになってしまいましたが(笑)、楽曲はものすごく素敵なので良かったら聴いてみてください。
それではまた、次回の作品で会いましょう!
2015.10.18 実沙季