エリート上司と秘密の恋人契約
自分から交際を申し込むと意気込んでいたのに、何も言えなかった。和真を捕まえることが出来なかった。
ダイヤのネックレスに込められている気持ちを和真が伝えてくれるのではないかと期待していた。
だけど、何も言われなかった。やっぱり何も込められていないのかな。
和真は明日から同じ本社で働くけど、会う機会は少ない。何も約束をしてないから、この先どうしたらいいのか悩む。
何かしたければまずは連絡を取るしかないけど、忙しそうだし、迷惑を掛けたくはない。
悩んでも悩んでも良案が出てこなくて、寝不足な顔で、月曜日の朝を迎える。
「美弥、諸橋くんに会ったんでしょ? どうなったの?」
「どうにもこうにも何もないです」
「は? 何を言ってるのよ。だからなのかなー。妙な噂を聞いたんだけど」
「妙な噂ですか?」
なんだろう……妙な噂とは、何?
嫌な予感がする。
「んー、でも、ただの噂だし、気にしなくてもいいと思うから」
ダイヤのネックレスに込められている気持ちを和真が伝えてくれるのではないかと期待していた。
だけど、何も言われなかった。やっぱり何も込められていないのかな。
和真は明日から同じ本社で働くけど、会う機会は少ない。何も約束をしてないから、この先どうしたらいいのか悩む。
何かしたければまずは連絡を取るしかないけど、忙しそうだし、迷惑を掛けたくはない。
悩んでも悩んでも良案が出てこなくて、寝不足な顔で、月曜日の朝を迎える。
「美弥、諸橋くんに会ったんでしょ? どうなったの?」
「どうにもこうにも何もないです」
「は? 何を言ってるのよ。だからなのかなー。妙な噂を聞いたんだけど」
「妙な噂ですか?」
なんだろう……妙な噂とは、何?
嫌な予感がする。
「んー、でも、ただの噂だし、気にしなくてもいいと思うから」