エリート上司と秘密の恋人契約
「和真、来て……んっ……」


和真の首に手を回すと噛みつくようなキスをされる。あの、もう少し優しくして。

離れた唇は首筋から胸元に移っていく。

今日ももらったネックレスを身に付けていた。


「きれいだな。よく似合っている。何も着ていない状態でネックレスだけあるのって、やらしい感じだよね」


そんなことを言いながら、服を脱がしていく。

激しいキスとは違い、今度は優しく触れてきた。柔らかい膨らみを感触を味わうようにゆっくりと揉みしだく。

触れられる部分、一つ一つに私の体は反応していて、つい悩ましい声が出てしまう。

恥ずかしくなって、顔を隠すように手を持っていくが、和真に押さえられる。


「美弥、かわいい。顔をちゃんと見せて」


感じている顔を見られるのが恥ずかしくて、横を向くと覗きこむように見られる。


「いや。見ないで。恥ずかしいから」


「嫌だね。全部見せてよ」
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