エリート上司と秘密の恋人契約
テーマパークにいたときは感じなかったけど、私みたいなのがたった1ヶ月だけの付き合いだといえども、付き合ってもいいのだろうかとやっぱり不安になる。
「俺が美弥をここに連れてきたんだよ。俺が美弥を求めたんだよ。だから、ここにいて。ここにいて欲しい」
「本当に?」
「もちろん。美弥……」
さらに距離を縮めてきた和真は私の髪を優しく撫でたあと、唇を重ねてきた。柔らかくてあたたかい唇に驚きながらも目を閉じた。
一度離れてまた重なるけれど、すぐに離れる。もっと大人のキスを……と求めなくなってしまった。
「美弥とは1ヶ月しか付き合えないけど、俺の気持ちは真剣だよ。美弥が好きだから、美弥の全部が欲しいと思う。だけど……」
「だけど?」
「そこは美弥の気持ちの問題かな? 美弥は俺が好き?」
「分からない……」
今の正直な気持ち、それは分からない。答えになっていないかもしれないけど、他の答えは見つからない。
「俺が美弥をここに連れてきたんだよ。俺が美弥を求めたんだよ。だから、ここにいて。ここにいて欲しい」
「本当に?」
「もちろん。美弥……」
さらに距離を縮めてきた和真は私の髪を優しく撫でたあと、唇を重ねてきた。柔らかくてあたたかい唇に驚きながらも目を閉じた。
一度離れてまた重なるけれど、すぐに離れる。もっと大人のキスを……と求めなくなってしまった。
「美弥とは1ヶ月しか付き合えないけど、俺の気持ちは真剣だよ。美弥が好きだから、美弥の全部が欲しいと思う。だけど……」
「だけど?」
「そこは美弥の気持ちの問題かな? 美弥は俺が好き?」
「分からない……」
今の正直な気持ち、それは分からない。答えになっていないかもしれないけど、他の答えは見つからない。