溺愛オオカミくんの番外編集。


そろそろ料理に取りかかろうと思い、真琴くんの髪を撫でるのをやめ、キッチンに行こうとすると、

パシッと腕を掴まれた。



「え、」



反射的に振り返ると、



「……かーこ」



と、私の名前を呼びながら、ふにゃりと笑う真琴くんの姿があり目を思わず見開いてしまう。



………なに、なにこの真琴くんは!!



いつもと違うよ!!だって、目トロンとしてるし……!喋り方いつもと違うし……!!



「どうしちゃっ……ひゃあ!?」


< 5 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop