小悪魔な彼の想定外な甘い策略
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「ね、私、もしかして騙されてる?」
「騙してない、騙してない!大丈夫ですってば!」
私は今、梶山君と二人、職場である塾の入り口で待ち合わせたところ。
生徒の多くはこの辺りに住んでいるわけだから、休みの日に揃っているのを見られ、変な噂をたてられては困る……と、この段階で気がつくという迂闊さ。
昨日、夜中の一時に解散した私達だけれど、そこから数時間しか経っていない朝早く、ラインが届いていたのだ。
相手は勿論、この梶山君。
前日にスポーツで、健全な汗を流して身体によい食事をとって9時に寝た人なら分かる。
朝の6時にテンション高めのメッセージを他人に送りつけることも許される気がする。
でも、相手はついさっき解散した、夜中までぐだぐだ飲んでいた相手。
それなのに、
『おっはよーございまーーーーーす!俺、滅茶苦茶名案思い付いたので発表しまっす!』
って。
なにそれ。若いから?5歳違うと、こうも違うもの??
「ね、私、もしかして騙されてる?」
「騙してない、騙してない!大丈夫ですってば!」
私は今、梶山君と二人、職場である塾の入り口で待ち合わせたところ。
生徒の多くはこの辺りに住んでいるわけだから、休みの日に揃っているのを見られ、変な噂をたてられては困る……と、この段階で気がつくという迂闊さ。
昨日、夜中の一時に解散した私達だけれど、そこから数時間しか経っていない朝早く、ラインが届いていたのだ。
相手は勿論、この梶山君。
前日にスポーツで、健全な汗を流して身体によい食事をとって9時に寝た人なら分かる。
朝の6時にテンション高めのメッセージを他人に送りつけることも許される気がする。
でも、相手はついさっき解散した、夜中までぐだぐだ飲んでいた相手。
それなのに、
『おっはよーございまーーーーーす!俺、滅茶苦茶名案思い付いたので発表しまっす!』
って。
なにそれ。若いから?5歳違うと、こうも違うもの??