小悪魔な彼の想定外な甘い策略
「ちゃんと言います。すみれさん、好きです、付き合ってください」
わぁ。
あんなに可愛らしい『生徒』だった梶山君が、知らない間に『職場の後輩』になっていて、そして、また違う名前を持つ。
「……はい」
中学生みたいな、どストレートな告白だったせいか、さっき中学生の頃の梶山君を思い出したせいか、思わず中学生みたいな返事をしてしまう。
ぎゅう、と抱き合っている形でよかった。
今、きっと真っ赤なこの顔を見られたくない。
「……え、はい、って?!」
しばしの沈黙の後、慌てたような梶山君の声が降り注ぐ。
ん?と思い、少し身体を離してその顔を見上げてみれば……まっかっかで。
「今、はいって言いました?それって、つきあうってことですよ?!」
私よりきっと真っ赤なその顔を見上げながら、慌てる梶山君の言葉に答える。
「うん、そうだね」
わぁ。
あんなに可愛らしい『生徒』だった梶山君が、知らない間に『職場の後輩』になっていて、そして、また違う名前を持つ。
「……はい」
中学生みたいな、どストレートな告白だったせいか、さっき中学生の頃の梶山君を思い出したせいか、思わず中学生みたいな返事をしてしまう。
ぎゅう、と抱き合っている形でよかった。
今、きっと真っ赤なこの顔を見られたくない。
「……え、はい、って?!」
しばしの沈黙の後、慌てたような梶山君の声が降り注ぐ。
ん?と思い、少し身体を離してその顔を見上げてみれば……まっかっかで。
「今、はいって言いました?それって、つきあうってことですよ?!」
私よりきっと真っ赤なその顔を見上げながら、慌てる梶山君の言葉に答える。
「うん、そうだね」