ずっと一緒
葵が「寛太は見てたと思うけど、僕はあの時の子だと思うな。」




あの時の子?

話がわからず寛太に聞いてみた。




「あー。確かに。あのセーラー服の子だろ?ちょっと変わってたし」




おいおい、話ついてけないんですけど。
思ってたことが伝わったのか葵が説明してしてくれた。




昼間に、少し変わった子が俺をじっと見ていたということを。




「でも、いくらなんでもその子が楽屋まで来れるか?ちょっと無理があるんじゃね?」


「まぁな。てか、あの子がやったって証拠はないんだからもう気にしないで忘れとこ!」




葵に言われそれもそうだなと納得。




「そうだな!もう21時じゃん‼︎ 帰ろーぜ」




寛太に言われ俺も忘れることにした。










まさか、これが悪夢の始まりということを知らずに…
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