私たちの物語
蝶々
⁉
「えっ、な━━━」
「いいの。
もう終わったことだしっ、うん。」
ユキ、絶対無理してる。
だって、声震えてるし
私の目を見て話してくれないんだもん。
「ユキ……」
「あんな、あたしが相談したいのは、どーやったら、忘れられるかなぁ?」
ユキが私の目を見つめる。
ユキは笑っていた。
きれいな眉毛をハの字にして
深海のように深い瞳を細めて
困ったような顔で
泣きそうな顔で
どうすればいいか分からないような顔で
笑ってたんだ。
「えっ、な━━━」
「いいの。
もう終わったことだしっ、うん。」
ユキ、絶対無理してる。
だって、声震えてるし
私の目を見て話してくれないんだもん。
「ユキ……」
「あんな、あたしが相談したいのは、どーやったら、忘れられるかなぁ?」
ユキが私の目を見つめる。
ユキは笑っていた。
きれいな眉毛をハの字にして
深海のように深い瞳を細めて
困ったような顔で
泣きそうな顔で
どうすればいいか分からないような顔で
笑ってたんだ。