私たちの物語
夕日
「槙部抹里、ありがとう。
察してくれて。」
「いいってことよ。
俺もあの二人が離れると、いろいろキツいし。」
「だろうね。
杏里ちゃん、ガチで土屋大希のこと狙ってるぽいしね♪」
⁉
お、驚いてる、驚いてる。
「サク、なんで知ってんの?!
誰にも本命言ったことないのに!」
「いや、勘?」
「勘で当たるかよっ!
……はぁー
誰にも言うなよ?」
「もっちろん!
こんな楽しそうなこと言わないよっ」
「人のガチ恋愛楽しむなよ……」
ふふふふっ ショック受けてる、受けてる。
でも、ホントに好きだったとはねぇー
「あ、あとサク。
フルネームやめよーや。」
「えー」
「抹里とか、大希でいいから。」
「あいつも?!」
「いいか?」
「はいはい。
抹里君。」
「よろしい。」
「じゃあ、私も頼みたいことがあるの。
大希君にユキのことを名字で呼ばないように言ってくれない?」
私の作戦が、また始まった。
「キレーな空だねぇ
今日は夕日がキレーそう」
察してくれて。」
「いいってことよ。
俺もあの二人が離れると、いろいろキツいし。」
「だろうね。
杏里ちゃん、ガチで土屋大希のこと狙ってるぽいしね♪」
⁉
お、驚いてる、驚いてる。
「サク、なんで知ってんの?!
誰にも本命言ったことないのに!」
「いや、勘?」
「勘で当たるかよっ!
……はぁー
誰にも言うなよ?」
「もっちろん!
こんな楽しそうなこと言わないよっ」
「人のガチ恋愛楽しむなよ……」
ふふふふっ ショック受けてる、受けてる。
でも、ホントに好きだったとはねぇー
「あ、あとサク。
フルネームやめよーや。」
「えー」
「抹里とか、大希でいいから。」
「あいつも?!」
「いいか?」
「はいはい。
抹里君。」
「よろしい。」
「じゃあ、私も頼みたいことがあるの。
大希君にユキのことを名字で呼ばないように言ってくれない?」
私の作戦が、また始まった。
「キレーな空だねぇ
今日は夕日がキレーそう」