生神さまっ!
「うわあああっ!!?」
ホラー!ホラーだよ!
だって、隙間からあたしを見てるんだよ!?目があっちゃったよ!?
いや、あたしが悪いんだけどね!?
「…誰ですか?」
ガラララ……と、ドアが横にスライドされていく。
体が固まって、逃げられない。
けど…あたしの頭の中で警報がビービー鳴ってる。「ヤバイぞ!」って!
「す、すいませんでしたああああ!」
「え、ちょっと…!?」
顔もまとも見ずに、ぐるんと振り返って大きく一歩を踏み出す。
そして、二歩目を踏み出した時…
「…あ……れ…………?」
目の前の景色が、真っ暗になったり真っ白になったり、チカチカと繰り返しなって、体が動かなくなる。
ドン!と音がして、体が強く床に打ち付けられた。
「大丈夫!?
あ、ナースコール…!」
頭がくらくらして、もうダメ。
ちゃんと景色がうつったと思ったら、今度はぼやぼやーっと霞んで、なんなのかも認識できない。
体に力は入らず、立ち上がろうと精一杯の力を振り絞ろうとしたところで…
逆に全ての力を使い切ったかのように体は言うことが効かなくなって、あたしの意識を遠ざける。
「大丈夫…今すぐに医者と看護師が来るから…!」
耳元で聞こえた声は、とても優しい。
そう思ったところで、まるでテレビの電源が切れるように、プツンと意識が途切れた。
ホラー!ホラーだよ!
だって、隙間からあたしを見てるんだよ!?目があっちゃったよ!?
いや、あたしが悪いんだけどね!?
「…誰ですか?」
ガラララ……と、ドアが横にスライドされていく。
体が固まって、逃げられない。
けど…あたしの頭の中で警報がビービー鳴ってる。「ヤバイぞ!」って!
「す、すいませんでしたああああ!」
「え、ちょっと…!?」
顔もまとも見ずに、ぐるんと振り返って大きく一歩を踏み出す。
そして、二歩目を踏み出した時…
「…あ……れ…………?」
目の前の景色が、真っ暗になったり真っ白になったり、チカチカと繰り返しなって、体が動かなくなる。
ドン!と音がして、体が強く床に打ち付けられた。
「大丈夫!?
あ、ナースコール…!」
頭がくらくらして、もうダメ。
ちゃんと景色がうつったと思ったら、今度はぼやぼやーっと霞んで、なんなのかも認識できない。
体に力は入らず、立ち上がろうと精一杯の力を振り絞ろうとしたところで…
逆に全ての力を使い切ったかのように体は言うことが効かなくなって、あたしの意識を遠ざける。
「大丈夫…今すぐに医者と看護師が来るから…!」
耳元で聞こえた声は、とても優しい。
そう思ったところで、まるでテレビの電源が切れるように、プツンと意識が途切れた。