生神さまっ!
「佐保…そろそろ始めますから、来てください。
春乃もですよ」
「あら、急かさなくても良いじゃないの…
じゃ、後でね、秋奈。終わったらたっぷりお話ししましょ?」
「は、はい…」
…春の神様って、みんな結構フレンドリーなのかな。
春乃といい、佐保姫様といい…あんな可愛い顔立ちをしているのに、性格はふつーの、いや普通より人懐っこい人たちだよ。
…でも、春ってそんな感じかも。
近くにいるだけで、ぽかぽかするというか…暖かい空気に包まれて、何と無く心地良い感じ。
佐保姫様と春乃が春の玉の前に行ったのに、気付き、私は思わず姿勢を正す。
背筋をピン!っと伸ばして。
「2人とも…準備は良いですね?
私は封印を解きます。解かれた瞬間、あなた達なら分かるはずです。
すぐに玉に触れてください。
力の流れを感じなくなるまで…苦しくても、痛くても…どうか、手を離さないでください」
その言葉だけ聞いちゃえば…玉の封印を解いて、力を取り戻すって予想以上に大変そう。
それに…痛いの!?
力を取り戻すのって痛いの!?
なんか嫌だな…なんて思ってる私とは対照的に。
「分かったわ」
「分かりましたっ!」
2人は、強かった。
春乃もですよ」
「あら、急かさなくても良いじゃないの…
じゃ、後でね、秋奈。終わったらたっぷりお話ししましょ?」
「は、はい…」
…春の神様って、みんな結構フレンドリーなのかな。
春乃といい、佐保姫様といい…あんな可愛い顔立ちをしているのに、性格はふつーの、いや普通より人懐っこい人たちだよ。
…でも、春ってそんな感じかも。
近くにいるだけで、ぽかぽかするというか…暖かい空気に包まれて、何と無く心地良い感じ。
佐保姫様と春乃が春の玉の前に行ったのに、気付き、私は思わず姿勢を正す。
背筋をピン!っと伸ばして。
「2人とも…準備は良いですね?
私は封印を解きます。解かれた瞬間、あなた達なら分かるはずです。
すぐに玉に触れてください。
力の流れを感じなくなるまで…苦しくても、痛くても…どうか、手を離さないでください」
その言葉だけ聞いちゃえば…玉の封印を解いて、力を取り戻すって予想以上に大変そう。
それに…痛いの!?
力を取り戻すのって痛いの!?
なんか嫌だな…なんて思ってる私とは対照的に。
「分かったわ」
「分かりましたっ!」
2人は、強かった。