生神さまっ!
三、少年ノ願イ
*
『なあ、神様』
『なに?』
『さっきの言葉、本当だよな?』
『もちろん』
『…ふぅん』
『早く行きたいんだ?』
『そうに決まってんだろ。
早く、こんな地獄から抜け出したい』
『…君の"オトモダチ"は楽しそうだけどね』
『だからだよ。夏のどこが楽しい。
蒸し暑いだけだろ』
『けど、君も唯一夏の"好きなところ"を見つけたわけだ。僕も好きだよ』
『だろ?
…夏なんて大っ嫌いだけど、
…俺は、夏に感謝するな』
『へぇ…あ、ほら、やって来たよ』
『あ、本当だ』
『怖くないの?』
『…それが、全然全く。俺も、自分がもっと怖がると思ってた』
『…向日葵畑を選んだ理由って?』
『簡単だろ。
アイツに見つかりにくい。俺はまだ子供だ…子供の身長と絶賛成長期中の向日葵…身長は向日葵の方が高いんだよ、ココのやつ』
『君は自分がおかしいと自覚しているっぽいね。
僕も君はおかしいと思うよ。
だって…』
『なあ、神様』
『なに?』
『さっきの言葉、本当だよな?』
『もちろん』
『…ふぅん』
『早く行きたいんだ?』
『そうに決まってんだろ。
早く、こんな地獄から抜け出したい』
『…君の"オトモダチ"は楽しそうだけどね』
『だからだよ。夏のどこが楽しい。
蒸し暑いだけだろ』
『けど、君も唯一夏の"好きなところ"を見つけたわけだ。僕も好きだよ』
『だろ?
…夏なんて大っ嫌いだけど、
…俺は、夏に感謝するな』
『へぇ…あ、ほら、やって来たよ』
『あ、本当だ』
『怖くないの?』
『…それが、全然全く。俺も、自分がもっと怖がると思ってた』
『…向日葵畑を選んだ理由って?』
『簡単だろ。
アイツに見つかりにくい。俺はまだ子供だ…子供の身長と絶賛成長期中の向日葵…身長は向日葵の方が高いんだよ、ココのやつ』
『君は自分がおかしいと自覚しているっぽいね。
僕も君はおかしいと思うよ。
だって…』