生神さまっ!
そうなのかも、と言って頷いてから2人の近くに座ると、すぐに冬斗が来た。



「ああ、ごめん。

ちょっとアマテラス様と話しててね」



「おー、どんな感じのこと?」



「なんか、冬の奪還頑張ってください、みたいな」



「なるほどねえー。

まあ、天界も今じゃトップニュースだもんねえ、季節については!」





いつも通り…っぽい。


あの言葉…アマテラス様の、言葉の意味はよく分からない。



けど、なんとなく、だけど。



アマテラス様の言葉は…似ていた。



私がここに来た時、アマテラス様が私に言った言葉に。





「……秋奈?」



「…ん、なに?」



「いやー、なんか考え込んでるような顔だったからさ。

なんかあった?」



「別に何もないよ、ごめんごめん」



「そう?なんかあったら遠慮なく俺に言いなよ」







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