生神さまっ!

二、秘密ノ協力者




もう段々と肌寒くなり。

暖房もだしてぬくぬくと…




……が本当な、12月の中旬のある日のこと。






「秋奈ー、聞いたよー。


今日外出するんだってー?」



「うん、その予定」



「ねえねえ、あたしも一緒に行っていい?

つまんないんだもん、屋敷の中じゃあ!」




「あー…ごめん、本当に悪いんだけど…

…今日行くところは、1人で行きたいんだ」




私の返答に、すぐに「あ、別にいいよー!」と答える春乃。


けどすぐにきょとんとした顔になる。





「まだ準備とかしなくていいのー?もう12時過ぎちゃってるけどー…」



まあ、そう疑問を持つのも無理もない。



私は自分の下着を畳みながら答える。




「大丈夫、用事は夜だし。

ちゃんとアマテラス様には許可をもらってるしね」





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