生神さまっ!
「けどどんなに変人でもな、やっぱ他の3人と同じ季節の神なんだよね。


根っこは真面目で、やる時はやるっつー感じだし、アマテラスに大きな迷惑をかけるようなことはうまく避けてたし、乱入してたと誰もが思い込んだ喧嘩は…

…実は、アイツが天界に危害を加えそうな奴等を先にやっつけてただけだったし」




…竜田姫様、何気に凄い人なのね、強いのね。

そこに少し驚きながら、うなずいた。




「…だから、アイツはさ。

多分…君を見捨てたりなんてしてねえよ」




「…つまり、どうゆうことですか?」




「あー、だから、

アイツは、お前を1人を人間のままになんかしねえってこと。


…ああ見えて情が深い奴だ。今は信じられねえかもだけど、僕は神だぞ。


…君が、ただの人間でないことぐらいは分かる」






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