生神さまっ!
七、モウ一人ノ冬
ツクヨミは天界を思い、姉に嫌われる覚悟で私に対し真実を告げた。
アマテラス様は理由はわからないけど、何らかの理由で冬斗に冬夜という人格を捧げさせたくないらしい。
冬斗が冬夜…もしくは別の命を捧げない限り、スサノオから冬を取り戻すことは難しい。
だから私たちは話し合わなければならない。
冬斗、そして冬夜のことを…
頭の中で今までのこと、そして私と冬斗の過去のことを思い出した。
どこかで会った気がした、あの感じ。
黒姫様?に記憶を失われてもなお、私の本能がなんとなく彼を覚えていたのだろうか。
けど…冬斗は、本体ではない。
彼の本当の人格は、冬夜なのだから。
だから取り戻すべきなのは冬夜で、もしかして冬斗が捧げられるべき人格なのかもしれない。
「…いやだ」
アマテラス様は理由はわからないけど、何らかの理由で冬斗に冬夜という人格を捧げさせたくないらしい。
冬斗が冬夜…もしくは別の命を捧げない限り、スサノオから冬を取り戻すことは難しい。
だから私たちは話し合わなければならない。
冬斗、そして冬夜のことを…
頭の中で今までのこと、そして私と冬斗の過去のことを思い出した。
どこかで会った気がした、あの感じ。
黒姫様?に記憶を失われてもなお、私の本能がなんとなく彼を覚えていたのだろうか。
けど…冬斗は、本体ではない。
彼の本当の人格は、冬夜なのだから。
だから取り戻すべきなのは冬夜で、もしかして冬斗が捧げられるべき人格なのかもしれない。
「…いやだ」