君とあたしの恋模様


ポツリとルイ君が言った




「正直、毎日休み時間の度に柳原さんに付きまとわれると疲れるよ。それに、何より翠と話せないし」




「あたしもルイ君と話したいけど、あたしがルイ君と話そうとすると、柳原さんから強烈に黒いオーラが出るんだよね…」




でも、引き下がるのは嫌だ



1人で頷きながら考えてると、



「ちょっと充電させて」



ルイ君がそう言って、座ってるあたしの後ろに回り込んで後ろから抱きついてきた




「ちょっとだけこのままでいい?」




あたしの肩に顔をうずめながら聞いてきた




心臓が爆発しそうです!




何て心の中で叫びながら返事をする




「い、いいよ!」




しばらく2人共黙りこむ



< 156 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop