私の地獄の3年間
第1章
―――「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。」
初めての制服に身を包まれ今日から高校生です!
楽しい高校生活に胸をふくらませ私、鶴見 蜜は港町高校に入学いたしました!
チェックのスカートに紺のブレザー、赤色のリボンをしたロングヘアの女の子。それが私。
入学式も終わり各クラスへ移動するみたい。
クラスは―…
1年E組か。
『どんなこがいるんだろう? 』
わくわくと緊張が入り交じった気持ちで教室へと入っていった。
指定された席に座り、周りを見渡してみた。
―――『知らない子ばっかりだなぁ…』
真新しい制服を身にまとったクラスメイトたちをみて蜜はそんなことを思っていた。
すると、
「ねぇねぇ!名前なんていうの?」
振り返るとふわふわのボブがよく似合っている可愛らしい女の子がいた。
「はじめまして。私、佐倉 ひろっていうの!ひろって呼んでね!よろしく!」
早くもお友達ができて、うれしいな!
「私は鶴見 蜜だよ。私のことも蜜って呼んでね!よろしくね!」
そんな会話を交わしていたら担任の先生が入っきた。
「席につけ〜。今日からこの1年E組の担任の林だ。担当教科は数学。1年間意義のあるものにしていきましょう。」
うげっ!数学苦手なんだよなぁ…。
しかも林先生すごく怖そう…。
入学式からちょっとだけ最悪かも~!
私のクラスのE組はかなり個性的なメンバーが集まってるみたい。
仲良しグループがすでに結成されているところもあり、話しかけずらい雰囲気がクラス中に漂う。
「ねぇ、ひろ〜。なんか話しかけずらいよね。」
「うん!でも最初はみんなこんな感じだよ!今度の研修旅行できっとみんな仲良くなれるよ!」
――『ひろってすごくいい子だなぁ!』
と、研修旅行の話をしていると自分たちの席から少し離れたところの席に座っている女の子が一人ぼっちで俯いている。
それを見た私たちは、
「ねぇ、ひろ。あの子一人ぼっちだよ?声かけてみる?」
するとひろは、
「いいね!かけてみようよ!友達になれるかもしれないし♪」
そうして私たちは声をかけてみることにしたのです。
「「ねぇねぇ!名前なんていうの?」」
女の子は少し驚いた顔をしながら、
「…石田 瑠奈だよ。ふたりは?」
「私は鶴見 蜜。蜜ってよんで!で、この子は佐倉 ひろだよ。」
瑠奈ちゃんは少し嬉しそうに笑い、
「そっか…!よろしくね♪」
と言ってくれた。
それから私たちの距離が縮むのに時間はそうかからなかった。
すぐ仲良くなり、お互いのことを呼び捨てやあだ名で呼ぶようになった。
初めての制服に身を包まれ今日から高校生です!
楽しい高校生活に胸をふくらませ私、鶴見 蜜は港町高校に入学いたしました!
チェックのスカートに紺のブレザー、赤色のリボンをしたロングヘアの女の子。それが私。
入学式も終わり各クラスへ移動するみたい。
クラスは―…
1年E組か。
『どんなこがいるんだろう? 』
わくわくと緊張が入り交じった気持ちで教室へと入っていった。
指定された席に座り、周りを見渡してみた。
―――『知らない子ばっかりだなぁ…』
真新しい制服を身にまとったクラスメイトたちをみて蜜はそんなことを思っていた。
すると、
「ねぇねぇ!名前なんていうの?」
振り返るとふわふわのボブがよく似合っている可愛らしい女の子がいた。
「はじめまして。私、佐倉 ひろっていうの!ひろって呼んでね!よろしく!」
早くもお友達ができて、うれしいな!
「私は鶴見 蜜だよ。私のことも蜜って呼んでね!よろしくね!」
そんな会話を交わしていたら担任の先生が入っきた。
「席につけ〜。今日からこの1年E組の担任の林だ。担当教科は数学。1年間意義のあるものにしていきましょう。」
うげっ!数学苦手なんだよなぁ…。
しかも林先生すごく怖そう…。
入学式からちょっとだけ最悪かも~!
私のクラスのE組はかなり個性的なメンバーが集まってるみたい。
仲良しグループがすでに結成されているところもあり、話しかけずらい雰囲気がクラス中に漂う。
「ねぇ、ひろ〜。なんか話しかけずらいよね。」
「うん!でも最初はみんなこんな感じだよ!今度の研修旅行できっとみんな仲良くなれるよ!」
――『ひろってすごくいい子だなぁ!』
と、研修旅行の話をしていると自分たちの席から少し離れたところの席に座っている女の子が一人ぼっちで俯いている。
それを見た私たちは、
「ねぇ、ひろ。あの子一人ぼっちだよ?声かけてみる?」
するとひろは、
「いいね!かけてみようよ!友達になれるかもしれないし♪」
そうして私たちは声をかけてみることにしたのです。
「「ねぇねぇ!名前なんていうの?」」
女の子は少し驚いた顔をしながら、
「…石田 瑠奈だよ。ふたりは?」
「私は鶴見 蜜。蜜ってよんで!で、この子は佐倉 ひろだよ。」
瑠奈ちゃんは少し嬉しそうに笑い、
「そっか…!よろしくね♪」
と言ってくれた。
それから私たちの距離が縮むのに時間はそうかからなかった。
すぐ仲良くなり、お互いのことを呼び捨てやあだ名で呼ぶようになった。