遠回りの恋


昼休み




「梨音、どこ行くのー?」



「りな…」




しばらく無言が続く


「せっかくだから輝一と蓮斗4人でお昼食べようと思ってたんだけど…」





ニヤニヤしてりなは私を見た



「ごめ「来たくないならいいのー、誘っちゃったりしてごめんね?」」



はっ?


なにあれ



しかもなんで蓮斗まで?



輝一とだけ食べればいいじゃん




こんなことを考えてることすらくだらなく思えてきた




「梨音遅いぞー」




ぴーちは廊下で待っていた



< 15 / 18 >

この作品をシェア

pagetop