どこまでもついてくる
あれは幻?
 中2の悠斗は友達の一貴をなくし、外に出る恐怖を覚えてからあの時のことを思い出すばかりで不登校の毎日だった。
 「お兄ちゃーん!!ご飯置いとくよー!!・・・たまにはお外でないと体に悪いよー?」
 悠斗は外に出ると影を取られると思い込み引きこもり歴8ヶ月すると悠斗の妹の実里は悠斗に対してこう言った。
 「お兄ちゃん聞いて?私ね?いつも学校の帰り一人だし、その怖い噂も知ってるけど一回もそんな場面に遭遇したことないよ?」
 (じゃぁ、一貴はなんであんな死に方したんだ・・・お前の影も盗んでやろうか!!)
 悠斗は思い出し、布団に包まった、しかし、実里は諦めまいと悠斗を外に出す作戦を母親と作戦を練っていた。
 母親「悠斗・・・ごめんね、お母さんがあんな話したからだよね、でもね?あの話は噂で実在するものじゃないの。・・・」
 悠斗「じゃぁ、なんで一貴は死んじまったんだよ!!あんな怖い顔で俺の影も盗んでやろうか!!って言ってから死んじまったんだぞ!!」
 すると、ドアをノックされたあと聞き覚えのある声がした。
 ???「悠斗、俺だ覚えてるか?あの時、確かに俺は倒れた、でもお前に影を盗んでやろうか!!って言うフレーズは一言も発してないぞ!?」
 !?(今の声は…一貴か?、、あり得ない、一貴は倒れたはずだ、それに俺の目の前で死んだはず!!
) 
 悠斗「俺をからかうのもいい加減にしろ!!」ドアを開けるとそこには確かに死んだはずの一貴がそこにいた。
 
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