どこまでもついてくる
その後、俺は学校に行くようになり、一貴もいつものように家に迎えに来る、そんな毎日が続けばなんて幸せなのか、いつものように考えていた。
 俺は一度試すことにした、あの時本当に影を盗まれたなら一貴には影はないはずと思い、一貴には日向の方をわざと歩かせたがしっかりと影はある。
 なぜだ?こいつの影はあの影が盗んでいったはず…
すると実里は不思議そうな顔をして悠斗に問いかけた。
 「どうしたの?お兄…」バタっと実里はその場に倒れこみ苦しそうにしている、悠斗は実里の倒れたあとの顔を見てまた、あの恐怖が蘇る。
 悠斗は今まで何もしてこなかった自分に勇気を振り絞りパソコンを開き影を盗んで行く正体を探るため調べると、その正体は陰老という妖怪的なモノだったのだが、悠斗は思った、妖怪なんてこの世に存在するのか?と。
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