あるワケないじゃん、そんな恋。
あんたと違って、私はパート身分なの。
真面目に働かないと給料も減らされるし、首だって切られるんだよ。
「話すことがあるなら、私じゃなくて芹那ちゃんとしたら?きちんと謝んなよ。さっきの言い方、どう考えても羽田が悪いし……」
ゴクゴク…とココアを一気飲みした。
プハァ!と息吐いてカップを流しに持ってった後、羽田の顔も見ないで休憩室を出ようとしたのにーーー
「…待てっ!」
ぎゅっと掴まれる手首。
ヤダ……
またあの時と同じ感じ………。
「離してっ!!」
バッと腕を振りほどいた。
羽田の顔が驚いて、目が大きく見開いてる。
胸の奥に微かな痛みを感じる。
そんな顔させたくないと思ったけど……。
「私に構わないで。羽田といるとロクな事ないからマジでヤダ……!」
出てくるのは憎まれ口だけ。
でも、羽田のせいだよ。
……ぎゅっと唇噛んで睨んだ。
心の中には、どんどん嫌な気持ちが溢れ返ってきてる。
真面目に働かないと給料も減らされるし、首だって切られるんだよ。
「話すことがあるなら、私じゃなくて芹那ちゃんとしたら?きちんと謝んなよ。さっきの言い方、どう考えても羽田が悪いし……」
ゴクゴク…とココアを一気飲みした。
プハァ!と息吐いてカップを流しに持ってった後、羽田の顔も見ないで休憩室を出ようとしたのにーーー
「…待てっ!」
ぎゅっと掴まれる手首。
ヤダ……
またあの時と同じ感じ………。
「離してっ!!」
バッと腕を振りほどいた。
羽田の顔が驚いて、目が大きく見開いてる。
胸の奥に微かな痛みを感じる。
そんな顔させたくないと思ったけど……。
「私に構わないで。羽田といるとロクな事ないからマジでヤダ……!」
出てくるのは憎まれ口だけ。
でも、羽田のせいだよ。
……ぎゅっと唇噛んで睨んだ。
心の中には、どんどん嫌な気持ちが溢れ返ってきてる。