愛しいあなたへ~song for you~
私は泣き虫だから。
友香が、
あまりにも、
必死で私の事守ってくれてるから。
周り人達もビックリしてる。
「もう、頑張らないで…。
私なんかの為に、
友香が傷つく必要無い…。」
一人が、
私に向かって言った。
「どういう意味よ。それ。」
友香を傷つけた人達を
睨んで、言った。
「友香は、何も悪くない!
篤司が好きなのは、私だもの。」
「…へぇ。
そういう事だったんだ。」
声の先を見ると、
そこには、
あの吉川さんがいた。