愛しいあなたへ~song for you~



「ってか、

篤司君の事も好きじゃないんでしょ。



まだ、

お子ちゃまだから、

”なんかお兄ちゃんみたいな人”

とか言って、

勘違いしてるんじゃない?」






「あんた達ね…。

さっきから黙って聞いてれば…。」








友香が、

何か言おうとしてくれていたけれど、

黙っていられなかった。








「違うもん…。」









この人達が言ってることは、

ほとんど事実だと思う。


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