愛しいあなたへ~song for you~


「やばっ。

もう授業始まるぞ!

次、担任の授業じゃん。

教室戻ろうぜ。」







西島君が

そう言った。





大変!

急がなきゃ。










「美由。」






「?」






篤司君の方を見ると、

手を差し出してくれた。









「ほら、急ごう。」







「…うん♪」








冷たくなった

私の手を、



篤司君の温かい手が、

優しく包んでくれた。




心も

すごく暖かくなった。








これからも、

ずっと、

一緒にいようね!




大好き。




true end

Thank you.



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