愛しいあなたへ~song for you~
そっか。
雨が降ってて、
まさか、
外に私がいるなんて思わないから、
見回りの先生が気付かないで、
鍵閉められちゃったんだ。
「ど、どうしよう…!!
誰か!誰かいませんか?」
私の声に
誰も反応してくれるはずなく。
完全に閉じ込められちゃったよ。
私。
当たり前だよね。
時計持ってないけど。
もうこんな暗いもん。
みんな家に帰って
学校になんて誰もいるはずない。
そうだ!…携帯!!
誰かに連絡すれば!!
ポケットを探したけど、見つからない。
駄目だ…。
あの時、
篤司君に引っ張られて、
慌てたから
そのまま、
教室の鞄の中なんだ。
…助けも呼べない。。
寒い。
ホッカイロ持ってれば、
少しは温かかったのに。
ポケットに入ってるのは…。
まだ書き途中の歌詞。