愛しいあなたへ~song for you~
「あれ…?
こんな所で、
何をしてるのかな?」
えっ…?
振り向くと、
そこには、
私の担任、
江藤先生が立っていた。
「え、先生?!」
驚いて立ち上がった。
何で、
先生がここに?
「外の空気を吸いに
来てみましたが、
ここは寒いですね。
こうも寒いと、
中庭も
人気が無くて
なんだか、
寂しいですね。」
「は、はい。
そうですね…
寒い…ですね。」
先生は、
「お隣、
失礼しますね。」と、
隣のベンチに座った。