愛しいあなたへ~song for you~
そして、
優しく笑って言った。
「何か、
悩み事ですか?」
ドキッ
思わず、
先生を見た。
先生は、
ニコニコと
笑ったまま、
私を見ていた。
「私でよければ
話してみませんか?
少しは、
楽になるかもしれませんよ?」
すぐに首を振った。
「いえ…
先生に
わざわざ
聞いていただくような、
大きな悩みでは、
無いんです!!
ちょっとした、
友達とのことで…。」
「喧嘩したんですか?」
その時、
先生が言った
言葉に
すごく、
胸が苦しくなった。
『喧嘩』
なんか、してない。
けど…。