嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
□ □ □ □ □


「ここがおうち…」


乃愛の家は可愛かった。


ピンク色の壁とか初めて見た…。


オシャレですな…。


「恭也くん、来たことある?」


「ないよ」


「てか、何で私の後ろにいるの…?」


私は恭也くんを見ようと振り返った。


すると。


唇に暖かい感触。


恭也くんは私に軽くキスをした。


一気に赤くなる私。


「ちょ、乃愛の家の前だよ!!」


「そんなに騒ぐと乃愛に聞こえるよ?」


「もう…」


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