嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
…え?


「俺もくるみって呼ぶから」


名前を呼ばれてドキッとした。


恭也くんにも呼ばれたことないから。


「え、照れるよ…」


「じゃ、そのままドキドキし続けて俺のこと好きになればいいから」


「え!?」


「くーるーみ!!」


「わっ!!え、ちょ…」


「ほら、くるみも!!」


「か…か、海斗!!」


思いっきり声を出して言った。




< 132 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop