嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
月城 美羽
放課後の視聴覚室。
乃愛が鍵を持っていたからこうなった。
なぜかは知らないけど。
そこに乃愛が恭也くんを連れてくる。
私と美羽はひたすら二人を待つ。
何かドキドキするな…。
「くるみ、大丈夫だからね。あたしが何とかするから」
美羽が優しく言う。
ガチャ。
扉が開いたと思うと、乃愛と恭也くんが入ってきた。
部活前というのに彼は普通に制服でいた。
そして頬。
左頬が赤く腫れている。
一瞬見ただけじゃ分かんないけど、よく見ると気付く。
海斗に殴られた痕…。
少し痛々しい。
乃愛が鍵を持っていたからこうなった。
なぜかは知らないけど。
そこに乃愛が恭也くんを連れてくる。
私と美羽はひたすら二人を待つ。
何かドキドキするな…。
「くるみ、大丈夫だからね。あたしが何とかするから」
美羽が優しく言う。
ガチャ。
扉が開いたと思うと、乃愛と恭也くんが入ってきた。
部活前というのに彼は普通に制服でいた。
そして頬。
左頬が赤く腫れている。
一瞬見ただけじゃ分かんないけど、よく見ると気付く。
海斗に殴られた痕…。
少し痛々しい。