嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
「何で?私たち二人と付き合うことと美羽が好きなことに何の関係があるの?」
聞けた。
恭也くんは「ん?」と私を見た。
「月城さんはくるみちゃんと乃愛と仲がいいから。少しでも近付きたいと思ったから」
「でも同じ中学だったんでしょ?それなりに仲がいいはずじゃ…?」
「中学の時、俺と月城さんは付き合ってた。でも色々あって別れたんだ」
美羽は椅子の上で三角座りをしている。
顔を膝のところに置いている。
「情けないけどずっと好きだったんだ」
切なそうに笑う恭也くん。
こんな恭也くん初めて見た…。
聞けた。
恭也くんは「ん?」と私を見た。
「月城さんはくるみちゃんと乃愛と仲がいいから。少しでも近付きたいと思ったから」
「でも同じ中学だったんでしょ?それなりに仲がいいはずじゃ…?」
「中学の時、俺と月城さんは付き合ってた。でも色々あって別れたんだ」
美羽は椅子の上で三角座りをしている。
顔を膝のところに置いている。
「情けないけどずっと好きだったんだ」
切なそうに笑う恭也くん。
こんな恭也くん初めて見た…。