嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
「え?」


目の前…?


私はまじまじと海斗を見た。


そうだ…。


私、海斗に告白されて、ドキドキして…。


そのときのことを思い出した。


嬉しくて、でも私はまだ恭也くんが好きで。


そのときを思い出したかのようにまた心臓が暴れ始めた。


この心臓の音、海斗に聞こえてないよね…?


急に顔に熱が集まっていくのが分かった。


心臓も忙しそうに動いている。



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