嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
私はカバンの中からノートを出した。
美羽は全然興味がないんだな。
美羽らしいって言ったら美羽らしい。
美羽と話せば気が少しは紛れるかと思ったけど。
やっぱり気になって。
私は恭也くんを見つめた。
恭也くんは男友達に冷やかされていた。
乃愛はかわいい笑顔で恭也くんを見つめている。
…乃愛の場所には私がいるはずなのに…。
私、ほんとはフラれたのかな…?
「くるみ?大丈夫?百面相してたけど」
「嘘!?」
「うん。乃愛の方を見ながら」
凝視してたこと、バレてる。
とっさに嘘をつく。
「乃愛が幸せそうで羨ましいなーって思って」
美羽は全然興味がないんだな。
美羽らしいって言ったら美羽らしい。
美羽と話せば気が少しは紛れるかと思ったけど。
やっぱり気になって。
私は恭也くんを見つめた。
恭也くんは男友達に冷やかされていた。
乃愛はかわいい笑顔で恭也くんを見つめている。
…乃愛の場所には私がいるはずなのに…。
私、ほんとはフラれたのかな…?
「くるみ?大丈夫?百面相してたけど」
「嘘!?」
「うん。乃愛の方を見ながら」
凝視してたこと、バレてる。
とっさに嘘をつく。
「乃愛が幸せそうで羨ましいなーって思って」