嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
振り向くと、そこには恭也くんの笑顔。
あ、来てくれたんだ…。
よかったぁ…。
来てくれないかと少し思っていたことを後悔した。
自然と頬が緩む。
「待った?」
「ううん。全然」
「ごめんねー。暇じゃなかった?」
恭也くんが心配そうに顔を覗いてくる。
「大丈夫。月、見てたから」
「月?」
「うん」
話しながらそのまま歩き出す。
「月、好きなの?」
頷くと、恭也くんは柔らかく笑った。
その笑顔に胸が高鳴る。
落ち込んだ気持ちが嘘みたいに躍る。
沈んでいたものがプカーと浮いていく。
ふわふわと。
どこまででも飛んでいきそう。
あ、来てくれたんだ…。
よかったぁ…。
来てくれないかと少し思っていたことを後悔した。
自然と頬が緩む。
「待った?」
「ううん。全然」
「ごめんねー。暇じゃなかった?」
恭也くんが心配そうに顔を覗いてくる。
「大丈夫。月、見てたから」
「月?」
「うん」
話しながらそのまま歩き出す。
「月、好きなの?」
頷くと、恭也くんは柔らかく笑った。
その笑顔に胸が高鳴る。
落ち込んだ気持ちが嘘みたいに躍る。
沈んでいたものがプカーと浮いていく。
ふわふわと。
どこまででも飛んでいきそう。