それいけヒーロー部
そのあと今後の身の振り方についてぎっちり仕込まれた。
ふざけたら普通に怒られたので頑張って自重しました。
とりあえず、有名人になってしまって身動きがとりづらいあたしは、緊急時以外はしばらく情報収集に専念することに。
条件としてマリリンとペアで行動し、深入りはしないことを提示された。
つまりはいつも通りということだ。
マリリンとグダグダしていればいいらしい。
「副会長への対応は?」
「ヒーロー部関係は俺らでするから大丈夫だ。
好きだなんだって話なら勝手にしろ。
別にダメともくっつけとも言わねーよ。」
よし、放置の方向で決まりだな。
「女子の目が常にあると思えよ。
女子は不自然なことに敏感だから、変に勘繰られるようなことの無いようにな。」
「了解です。」
聞けば風紀にも女子がいるとのこと。
まぁ当たり前か。
だからそこに引っかからないようにいつも通りでいろって感じですね。
マリリンとグダるのは得意なので安心していただきたい。
「一応こっちからの連絡は今まで通り、オレと文彦がする。
なんかあったらすぐ対応できるようにしとけよ。」
銀次郎は何も言わなくても勝手に教室に来るだろうから大丈夫だろう。
「じゃ、そういうことで、今後は風紀と教員に目ぇ光らせておけ。
以上、今日は解散!」