それいけヒーロー部

「今後はどうする予定なんだ?

生徒会は変わらず風紀にプレッシャーをかけようかと思っているんだけど…」



「あ、それなんですけど、あたしもちょっと風紀に関わろうと思います。

今回の事で風紀と元風紀とつながりができたんで。あたしの見解では、今の風紀委員長は白なんじゃないかなって感じなんです。

なので、それを確かめつつ、元風紀も探ってみます。」




「そうか。

確かに、今の風紀は去年までの風紀とのつながりそんなに強いわけではないし、委員長も何考えてるかわかんないところもあるが、基本的にはしっかりしている。」




「今回の報告書見ても、少しずつ変わりつつあるのかなとも思うしね。」




「実は、さっきも風紀にお邪魔しようと思ってここまで来たんです。

委員長と戯れようかと思いまして。ま、門前払いにされたんですけどね。」




「…風紀に遊びに来る人とか初めて見たわ。」



「あの委員長相手に遊ぼうと思う人なんてなかなかいないからね。」



「牧村って、本当に怖いもの知らずだよな…」



なんか恐ろしものを見るような目で見られました。



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