それいけヒーロー部

許可ももらったことだしと言うことで、授業が終わった教室に入ってマリリンに先程の話をする。



「……つーことで、マリリンも巻き込まれてね!」


「……すっげ強制的に巻き込まれた感ハンパねぇ。」



「巻き込まれてくれないのかい。」


「いや、巻き込まれてやるけどな。あれだろ、お前が一人でふらふらしないように見とけばいいんだろ?」



「あたしのこと幼稚園児か何かと勘違いしていないかい?」


「同じようなもんだろ。」


「まぁな。」



「俺が部活のときはどうする?一緒に来るか?」



「絵描いてる時一緒に行こうとするとダメって言うじゃん。」



「別に俺が我慢すればいいだけの話だから構わねぇよ。

それよりお前になんかある方が嫌だからな。目の届くところにいてくれた方が安心する。」



「え、どうしようマリリンがイケメンすぎて眩しい。」



「じゃあそういうことでいいな。」



「いや、マリリンがダメなときは銀次郎たちとくっついてるから無理しなくていいよ?あたしが原因で集中乱れるの嫌でしょ?」



「……あいつらといても俺的に安心はできねぇんだけど。」



「大丈夫だよ。あたしも無茶はしないし。というか敵が分からない分無茶もできないし。」



「……そういうことじゃないんだけどな。まぁいいか。俺の方来たいときはこっち来ていいからな。」



「うん。ありがとうマリリン。」






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