華鶴嶺のメモ帳!
過去編
美桜が幼い頃に両親は事故で亡くなり、親の代わりに漓桜が美桜と怜桜を育てた
両親の事故は計画的なもので、両親の殺した犯人が自分達も狙っていた
漓桜と美桜がでかけている時に、その犯人から拉致される
監禁生活が続き、漓桜に手をも出す
それを間近で見ていた美桜は自分の無力さに嫌気がさした
監禁生活が1ヶ月ぐらいたったある日漓桜が姫として入っていた闇桜が助けに来る
犯人は漓桜が闇桜の姫だと知っていて人質に使う
手が出せない闇桜に対し美桜は犯人の後ろに回り込み漓桜を助け出そうと犯人の後頭部に回し蹴りをした
しかし、その衝撃で犯人が持っていたナイフが漓桜の横腹に刺さる
漓桜を助けるためにした事が裏目に出てしまい後悔せずにはいられずそこで美桜の意識は途切れる
目を覚ました時には犯人は警察に捕まっており漓桜は亡くなったと耳にする
それから美桜は荒れまくる
漓桜が姫だった時の闇桜の総長が美桜を気遣ってくれたおかげで美桜は徐々に冷静になる
現状に心がついて行ってない部分もあったが少しづつ受け止めていった
唯一の家族の怜桜も闇桜に所属していた事から美桜もよく顔を出すようになる
そこで美桜は今度は自分の手で大切な人を守ると決め色んな人と組手をして自分の腕を鍛えた
そんなある日美桜を気にかけてくれてた総長が引退宣言をし、次の総長が美桜達に決まる
自分が総長をして1年経ったある日にまた事件が起こる
見知らぬメルアドからメールを受信した美桜
そこに書かれてあった内容は俺は去年お前の姉漓桜を拉致した犯人の仲間だ今から1ヶ月以内に闇桜を抜けないと闇桜の奴らを殺すとの脅迫文だった
美桜は去年の自分の過ちを思い出しまた自分が自分の手で仲間を死なせてしまうという恐怖から闇桜を抜けると決意する
それからメールの差出人からもらった1ヶ月の猶予をいい思い出にしひっそりと闇桜から姿を消した